医療機関の皆様へ（MRI）※準備中

当院では、他の医療機関様よりMRI検査をご依頼いただいています。撮影方法や注意事項など、ご不明な点がございましたらどうぞお気軽にご質問ください。ご依頼は、お電話にて受け付けています。当院では、気軽にご依頼いただけるMRI検査を提供し、近隣の医師の方々により正確な診断のお役に立てることを心掛けております。

当院が導入するMRI検査装置は、Canon製1.5T MRIであるVantage Gracianです。この器械は主に脳神経外科領域の検査を中心に行うために設計されており、脳血管の検査には造影剤を使用しないMRAを含む様々な条件での撮像が可能です。Canonの提供するAI技術により、Deep Learningがソフトウェア上で稼働し、従来のMRI検査に比べて高速化、自動化、高画質化が実現され、より短時間でMRI検査を行うことが可能になりました。
また、体動補正機能（RADAR)を使用した検査により、さらに精密な結果を得ることが可能です。このRADAR補正を用いたMRI頸動脈プラークイメージング検査により、動脈硬化などによる頸動脈のプラークの状態も把握できます。
これまでのMRI装置には閉塞感があり、閉所恐怖症の方は鎮静剤を使用して検査を受ける必要がありましたが、このMRI装置は特殊な検査用コイルを使用することで閉塞感を軽減し、鎮静剤を使用せずに検査を行うことができます。頭部検査に限らず、頸部、脊髄、身体や関節部の検査にも対応しており、脳以外の疾患で悩む患者様の画像診断にも有効です。

検査結果はCD-Rで用意いたします。結果は検査当日に直接お渡しするか、後日郵送いたします。頭部画像に関する読影は、脳神経外科医である院長が行い、可能な限り早急に患者さんに郵送いたします。ご希望の方法をお知らせください。
他の部位や診断が難しい頭部画像については、放射線科医に読影を依頼いたしますので、その結果は翌日以降に郵送されます。